☆介護日記 74

ドア越しに母を見ている私にナースはピッタリと張り付き離れません。私は母に会いたい気持ちを押さえ、ドア越しでも様子を見られただけでも良かったと自分に思い込ませて、エレベーターホールに向かいました。そこでちょっと異変があり、エレベーターを呼んでも呼んでもスイッチが消えてしまいます。
例のナースが「お母さんが帰るなと言ってるのでしょうね」と再びぎゃははと笑います。そう思うならどうして会わせてくれないの?!と強く思いましたが、今、私にできる事は無いと思い、空しく私もナースに会わせて「そうですね」とぎゃははと笑いました。

 

投稿者 サクラ

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