☆介護日記 54

母の施設退去から暫くは悲しい気持ちが胸一杯に広がっていました。母の私物を選り分けて幾つか自宅に持って来てましたから、母が良く着ていた服などに触れる度に瞼が熱くなる日が続きました。また医師からは余命宣告も出ていますし、急変に備えどこにも出かけられず、それはそれで暗い気持ちになります。これではいけないと気分転換に、ジムに行ったり、ゴルフの練習をしたり、また、炎天下をひたすら歩く事もしました。歩きながらどうしても母の死を考えてしまい涙する事もありました。

 

投稿者 サクラ

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