☆介護日記 67

母が亡くなって三か月、漸く母の事を文字にする事が出来るようになりました。
人生とは時としてとても残酷で、神様とは平然とこういうやり方をするのかと、愕然としました。怒るとか、哀しいとか、感情を表す事も出来ず全てが空っぽになる思いでした。
「慟哭」という言葉がありますが、本当の哀しみは哀しみを哀しみとも感じられず、ただただ空虚になるのだと知りました。哀しい気持ちというの止まる事無く膨らみ続け、無限大になっていくのだとも。いっそ泣けたらどんなに楽だった事でしょう。

 

投稿者 サクラ

 

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