☆愛する家族を看取るということ19
母は90過ぎたあたりから耳が遠くなってしまいました。
補聴器を買ったりしましたが、付けるのを嫌がり、段々会話のキャッチボールが出来なくなりました。
寝たきりになってからは訪ねて行ってもなかなか会話が成り立たず、母の話を一方的に聞く事が多くなりました。
その内容も段々脈略ない話となって来たのです。
それでも食欲はありました。
施設に(母の部屋にはミニキッチンがついてました)食材を買い込み、ご飯を作ってあげました。
私の拙い料理でも「美味しい、美味しい」と嬉しそうに食べる母の姿は今も思い出します。
投稿者 サクラ
コメントを残す