愛する家族を看取るということ 17
今でもその時の事は良く思い出します。
母の様子はこの転倒骨折で益々悪くなり、寝ている事が多くなりました。
所謂寝たきり状態です。
あの時のナースの「入院させなかったのですか?」
の言葉も腹立たしく思い出されます。入院しなくて良いと言ったのはオマエだろう!
こちらは仕事もあるのに往復5時間もかけて何度も来れるわけがない。
でも、、、果たしてそうなのだろうか。
ナースがどんなに大丈夫と言っても怪我した母を真っ先に見に行かなかった私が行けなかったのではないだろうか。
入院させていたら母の最期はもっと楽になっていたのではないだろうか。
人に任せた私がいけなかったのではないだろうか。
そんな気持ちがぐるぐると頭の中を巡ります。
介護が始まると時間にも気持ちにも余裕がなくなるかもしれません。
しかし、家族のケガの一報が届いたら、自分で家族の様子を見るのが鉄則なのだと思います。
投稿者 サクラ
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